【ikigai】最高の仕事の見つけ方
- 今の仕事、あまり好きじゃないな
- 好きだし、得意なことを仕事にできているけど、お金にならないんだよな
- 将来考えると、今の仕事は需要がなくなるだろうな
今の仕事にどこか物足りなさを感じていませんか?
仕事は人生の中でも、大きな割合を占める活動です。
仕事のやりがいが、人生の生きがいに繋がっていると言っても過言ではありません。
今の仕事にどこか違和感を感じている社会人の皆さん
これから仕事を決めていく転職活動中の皆さん
今後就活をする学生の皆さん
仕事とはどうあるべきか解説します。
是非ご参考に!
✔「ikigai」感じてますか?
世界で流行りの「ikigai」
皆さんは「ikigai」という言葉をご存知でしょうか?
ローマ字読みすると、「いきがい」になります。
実は、この「ikigai」という言葉、日本の「いきがい」がアメリカへ輸入され、
そのまま日本へ逆輸入されたものです。
https://barbarabray.net/2017/11/14/ikigai-your-purpose-and-reason-for-being/
少し昔に「mottainai」(もったいない)という言葉も英語となり、
日本に逆輸入されましたが、一緒の原理ですね。
「ikigai」は、アメリカでは以下のように定義されています。
Your Purpose and Reason for Being
=あなたが生きる目的や理由(間違ってたらすみません。。。)
ikigaiを見つけること=自分が生きる目的や理由を見つけることで、人生が豊かになると考えられているのです。
「ikigai」の見つけ方
人生における「ikigai」を探す際に、重要な指標が4つあります。
- 好きかどうか
- 得意かどうか
- お金になるかどうか
- 需要があるかどうか
つまり、「好き」で「得意」で「お金になる」ことで、「需要がある」ことであれば、
それは人生をかけて追及すべきもの=ikigaiであるということです。
下に、4つの指標をまとめた図(便宜上ikigaiマップと呼びます)を記載しますので、是非ご参考ください。
ikigaiマップの通りですと、例えば
- 「好き」で「得意」なものは「情熱」が注げるもの
- 「得意」で「お金になり」、「需要がある」ものは、自分にとって心地よさを感じる一方で、好きではないためどこか空虚さを感じるもの
という見方をすることになります。
今回は、ikigaiマップを使って、自分の人生をかけてするべき仕事は何かを考えていきます。
(実際に僕がikigaiマップを使って、将来どういった仕事をしていくかを考えた方法を紹介します。
あくまで一例なので、参考程度にお読みくださいね。)
✔どうやって使えばいい?
① 現在の仕事をikigaiマップに当てはめる
まずは4つの指標を基に、現在のご自身の仕事をikigaiマップ上に当てはめてみましょう。
下記の質問に答えていただければ、ikigaiマップへのマッピングが簡単にできます。
- 今の仕事が好きか? → Yes / No
- 今の仕事は得意か? → Yes / No
- 今の仕事はお金になるか? → Yes / No
- 今の仕事は需要があるか? → Yes / No
この時点で、ご自身の仕事について、3つ以上Yesと回答できるのであれば、相当運が良いです。
「最高の仕事」(あるいはそれに近い)ことをしていると感じていると思います。
一方で、Yesが2つ以下となった場合は、その仕事を続けていくか否か考えた方が賢明かもしれません。
② 現在の仕事を「ikigai」に昇華していくか、別の「ikigai」を見つけるか検討する
①の結果をもとに、現在の仕事を「ikigai」に昇華していくか、別の「ikigai」を探していくか検討します。
- すでに今の仕事が「ikigai」である場合
最高の状態です。
特に今の仕事を変える理由は見当たりませんので、そのまま継続して務めていくことが最良です。
- 4指標のうち、3指標が重なる箇所に現在の仕事がマッピングできた場合
良い状態です。
どこか物足りなさは感じているかもしれませんが、現在の仕事をそのまま続けることが良いと考えられます。
仕事をする際には、足りない1指標をどうすれば満たすことができるか考えることが必要です。
1指標を満たすために、お金と時間をかけて「ikigai」に昇華するのが良いです。
- 4指標のうち、2指標が重なる箇所に現在の仕事がマッピングされた場合
もしかしたら別の方向性を探してみても良いかもしれません。
今の仕事があなたに合わないという訳ではありませんが、もっとあなたに合う仕事がある可能性があります。
今すぐに仕事を辞める必要はないのですが、現在の仕事をしつつ、4指標を満たす仕事を探していくのが吉と考えます。
- 4指標のうち、1指標しか当てはまらない場合、1指標も当てはまらない場合
申し訳ないですが、仕事を変えた方が良いと考えられます。
おそらく仕事をしていても、あまりモチベーションが上がらないのではないでしょうか。
努力の方向性としては、今の仕事を頑張るのではなく、今の仕事をほどほど楽できる方法を探すべきです。
なお、ikigaiマップにマッピングした際に、中心「ikigai」に近いものについては、
どんどんお金と時間をかけて「ikigai」に昇華していくのが良いです。
一方で中心「ikigai」から遠いものに関しては、
お金や時間をかけずにほどほど楽するのが良いです。
③ 4指標に該当するものをそれぞれ洗い出す
現在の仕事にしろ、別の仕事にしろ「ikigai」を探すためには、
各4指標それぞれについて、該当するもの("ikigai要素"と呼びます)を洗い出す必要があります。
理想は、各4指標のikigai要素を掛け合わせた仕事を見つけることですが、
まずは1つでもいいので、ご自身が考えるikigai要素を満たした仕事をしましょう。
✔僕に当てはめてみると。。。
ちなみに僕がikigaiマップを使用してどう考えたのかを参考までに書きます。
僕にとって、コンサルの仕事は「得意」&「お金になる」ものです。
つまり、「専門性」のところにマッピングされます。
ただ、僕としては、将来コンサルの仕事を好きになる気はしないし、
今後需要があると言えるものではありません。
そのため、今の仕事は「ikigai」に昇華するものではないと考えました。
では、何を「ikigai」にするべきか?
実はそこはまだ考え中です。
自分探し中ですね。
キーワードとしては、ホテルやスポーツ、資産形成とかを考えているのですが、
ikigaiにまでは昇華しきれていません。
✔まとめ
いかがでしたでしょうか。
「ikigai」について紹介しました。
僕自身、「ikigai」という概念を知ってから少し人生の方向性が見えてきたので、
是非皆さんにも使っていただけたらなと思います。
今回は仕事についてikigaiを応用しましたが、人生の様々なことに応用できると思います。